ゴルフを始めた人なら一度は目標にする「スコア100切り」。屋外コースに出るたび「今日こそ!」と思っても、なかなかうまくいかない……そんな悩みを抱える人は多いですよね。実は、100切りを達成するためのポイントは「コースに行く回数」ではなく、「練習の質」にあります。
そしてその質を高めるのに最適なのが、インドアゴルフ練習なんです。
■1.データで「自分の弱点」を把握できる
インドア練習場には、トラックマン等などの弾道測定機が導入されていることが多く、スイングスピード・打ち出し角・スピン量などを細かく分析できます。
100切りできない多くの人は、「なぜミスするのか」を感覚で判断しています。
でもデータを活用すれば、
・どのグラフで右に曲がりやすいのか
・ボールの高さが安定しない原因
・ミート率が低い理由
などを数字で見える化できます。
自分の癖を客観的に理解することが、スコアアップの第一歩です。
■2.フルスイングよりも”再現性”を重視する
100切りを目指す上で大切なのは、ドライバーの飛距離よりも再現性の高いスイング。インドアゴルフでは球筋を細かく確認しながら、同じスイングを何度も再現できます。
鏡や映像を使いながら、
・テークバックの位置
・フェースの向き
・フィニッシュのバランス
などを意識して練習すると、ミスショットが格段に減ります。
特に、アイアンやショートゲームを安定させることが100切りへの近道です。
■3.アプローチとパット練習が差をつける
スコア100を切れない人の多くは、実はグリーン周りでのミスが原因。
「アプローチでトップ・ダフりがでる」「3パットが多い」など、コースでは小さなミスが積み重なってスコアを崩します。
インドアでは距離感を養うために、
・30~50ヤードのアプローチ練習
・パターのストローク練習
・打ち出し角・スピンの確認
を繰り返すのがおすすめ。限られたスペースでも、フォームを安定させる練習は十分可能です。むしろ屋外より集中でき、ショートゲームの制度が上がりやすいんです。
■4.コースを想定した「シミュレーション練習」で実践力アップ
最近のインドア施設では、リアルなコース映像を使ったシミュレーションラウンドもできます。傾斜や風の影響を考えながらショットを選ぶことで、実践に近い感覚で練習可能です。
コースマネジメントの力がつくので、「毎回ドライバーを振ってOB…」というミスも減ります。
実際にコースに出たとき、冷静にクラブ選択できるようになるのはこの練習の大きな効果です。
■5.継続できる環境こそ最大の武器
100切りを達成できる人とできない人の差は、継続できるかどうか。
インドアゴルフは天候に左右されず、仕事帰りや休日に気軽に通えるため「続けやすい=上達しやすい」環境が整っています。
短時間でも週1~2回通うことで、スイングの感覚を維持しやすくなり、次第にミスの幅が小さくなっていきます。
■まとめ|インドアゴルフで100切りを叶える3つのコツ
インドア練習で100切りを達成するためのポイントはこの3つです。
1.データで自分の課題を明確にする
2.ミスを減らす再現性重視のスイングを磨く
3.アプローチ・パットの精度を上げる
この3つを意識して練習すれば、「打っているのに上達しない」状態から抜け出し、確実にスコアアップできます。効率的に100切りを目指すなら、まずはインドアゴルフで基礎の安定×データ分析×継続を意識してみましょう。
きっと、次のラウンドで手ごたえを感じられるはずです。